「知財管理」誌
Vol.69 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 69巻(2019年) / 12号 / 1720頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | ベンチャー企業との協業におけるWin-Win関係を実現するための契約担当者のあり方 |
著者 | ライセンス第1委員会第1 小委員会 |
抄録 | 近年、シナジー創出を主目的として、ベンチャー企業と協業する国内企業が増加している。しかし、ベンチャー企業との協業を進める上での課題の1つとして、「契約・知財の交渉がうまくいかない」ことが挙げられている。 そこで、ベンチャー企業と国内企業とがWin-Win関係となり協業を成功に導くためには、契約担当者(特に国内企業側)はどうあるべきかについて考察する。まず、ベンチャー企業と国内企業との協業や契約における課題を抽出し、2018年に提案した「契約交渉フレームワーク」をベンチャー企業との協業用に改良する。さらに、Win-Win関係を実現するためのフレームワークの応用的な使い方や適用事例について述べ、最後に契約担当者のあり方について提案する。 |