「知財管理」誌
Vol.69 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 69巻(2019年) / 12号 / 1706頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 特許およびオープンな非特許情報を活用した特許分析手法の検討 |
著者 | 情報検索委員会第4 小委員会 |
抄録 | 企業の知的財産部門で行っている特許分析の提供先や依頼元の多くは、経営層や研究開発部門、事業部門、知的財産部門内からのものと想定される。一方それ以外の部門、例えば人事や営業・マーケット部門などからの依頼は少なく、従ってこのような部門担当者に特許分析の有効性や必要性を理解してもらえる機会も多くはない。そのような状況に悩む企業の知的財産部門の担当者は少なくないと想像される。特許分析結果を企業の多くの部門において興味を持ってもらうためには、特許情報と非特許情報を組み合わせた分析が効果的である。しかしながら、どの非特許情報を取得し、どのように分析に活用したら良いかわからないといった悩みも聞かれる。そこで本稿ではこれまであまり 特許分析に活用されていない、または誰もが身近に感じる非特許情報を活用した特許分析の手法と新しい提供先について検討した。 |