「知財管理」誌
Vol.67 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 67巻(2017年) / 6号 / 874頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 米国特許におけるTeaching Awayの調査研究 |
著者 | 国際第1 委員会 |
抄録 | 「KSR最高裁判決」では、自明性の検討において、先行文献を組み合わせる動機を柔軟に見つけてもよいと判断された。一方で、MPEPには、その組み合わせを阻害する理由の一つとしてTeaching Awayが重要であると示されている。しかし、Teaching Awayの解説としては「KSR最高裁判決」以前の数件の判決に基づくものに留まり、権利化時のガイドラインとするには不十分であった。そこで本稿では、「KSR最高裁判決」以後のTeaching Awayに関するCAFC判決42件を分類・分析して、権利化時の留意点を抽出した。 |