「知財管理」誌
Vol.66 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 66巻(2016年) / 8号 / 940頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | PCT制度の活用に関する考察─国際段階とシンガポール移行段階の特許性判断の関係分析─ |
著者 | 国際第2 委員会第3 小委員会 |
抄録 | 特許協力条約(PCT:Patent Cooperation Treaty)に基づく国際出願(PCT出願)制度では、国際段階において特許性判断に関する見解書が提供される。しかしながら、このような見解書が、特にシンガポールのような新興国においてどのように利用されているのか、これまで客観的に把握されていなかった。一方、新興国における特許出願の重要性は高まりつつある。そこで当小委員会では、日本特許庁(JPO:Japan Patent Office)を受理官庁とするPCT出願を対象として、国際段階とシンガポール移行段階の関係について分析を行った。本稿では、その分析結果を報告する。 |