「知財管理」誌
Vol.66 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 66巻(2016年) / 7号 / 868頁 |
論文区分 | 今更聞けないシリーズ(No.106) |
論文名 | (No.106) 著作権等管理事業者─その役割と利用法─ |
著者 | 唐津真美 |
抄録 | 著作権等管理事業者の制度は、著作権者自身による管理事務の負担を軽減すると同時に、利用者が権利者と個別交渉を行わずに著作物を利用できるようにする仕組みである。著作権等管理事業法の改正に伴い新規参入が容易になったことにより、音楽著作権の管理事業を中心に多くの新規事業者も参入し、権利処理システムもより利便性の高いものに発展しつつある。一括的な権利処理の前提となる管理委託の取得が困難な場合も多いなど課題もあるが、著作権等管理事業者を理解し利用することは、コンテンツ利用者が効率的に権利処理を進めるうえで重要である。 |