「知財管理」誌
Vol.66 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 66巻(2016年) / 5号 / 529頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 拒絶理由通知書の定型化に関する検討 |
著者 | 特許第1 委員会第5 小委員会 |
抄録 | 特許出願の審査において拒絶理由通知書は、単に特許出願を拒絶するための審査官からの一方的かつ否定的な通知ではなく、従来技術との差異を明確にし、安定した質の高い特許を取得するための審査官と出願人間のコミュニケーションツールであり、出願人の特許審査等に対する評価(満足度)においても大きく影響するものである。本稿では、日本における拒絶理由通知書の課題を抽出し、PCT、米、欧、中、韓の拒絶理由通知書や拒絶査定(以下、「拒絶理由通知書等」という。)の形式、記載方法を分析した結果をもとに検討を行い、日本における望ましい拒絶理由通知書の定型案を提案する。 |