「知財管理」誌
Vol.65 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 65巻(2015年) / 8号 / 1045頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | コンピュータ・ソフトウェア関連発明におけるMPFクレームに関する判断基準の研究 |
著者 | ソフトウェア委員会 |
抄録 | 2013年に米国特許商標庁は、米国特許審査便覧2181における米国特許法112条(f)に規定されているミーンズプラスファンクションクレーム(以下、「MPFクレーム」とする)に関する判断基準を一部改定した。また2014年6月にコンピュータ・ソフトウェア関連発明に関する上記MPFクレームの判断基準についての審査ガイドラインを発行した。一方、改定及び発行の前後に、MPFクレームに関する判断基準を判示した判決がCAFCから出されている。本論文では、コンピュータ・ソフトウェア関連発明におけるMPFクレームに関する判断基準について、米国特許審査便覧2181及び審査ガイドラインに示された判断基準と、CAFCが判示した判断基準とを対比し、互いの判断基準が一致しているか否か、また、一致していない場合には、その程度を分析し、当該分析結果を踏まえて、適切な出願・権利化実務についての検討を行う。 |