「知財管理」誌
Vol.65 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 65巻(2015年) / 8号 / 1034頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 発明の単一性についての各国の判断の違いに関する調査・研究 |
著者 | 国際第1 委員会 |
抄録 | 近年、主要国の特許庁の間において、特許制度調和に向けた取り組みが活発化しつつある。当委員会では、その取り組みにおいて主要なテーマの一つと位置づけられている「発明の単一性」に関し、各国の審査における実態を調査した。その結果、ファーストアクションで単一性なしと判断された割合は、米国において突出して高いことが確認できた。本稿は、実務の一助にすべく米国の特異性を解説するとともに、制度調和に向けた当委員会の提言を紹介するものである。 |