「知財管理」誌
Vol.65 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 65巻(2015年) / 3号 / 434頁 |
論文区分 | 協会活動 |
論文名 | WIPO特許常設委員会第21回会合 |
著者 | 山西 了 |
抄録 | WIPOの特許法常設委員会(Standing Committee on the Law of Patent)(WIPO-SCP)は、特許法の国際的な発展に関して、問題を議論したり、連携を進めたり、指針を与えたりするための会合の場であるが、最近の課題は、「特許と健康」や、「強制実施権」、「ジェネリック医薬品や特許された医薬品の実施に必要な技術移転」等、医薬品に関係する課題が多く、前回に引き続き今回も医薬・バイオテクノロジー委員会から参加することになった。会合前に、日本製薬工業協会と協働してJIPAとしての考え方をまとめ、現地では国際製薬団体連合会や日本政府代表団からの協力も得られ、ステートメント(意見表明)を行うことができた。第21回の会合の議事内容につき報告する。 |