「知財管理」誌

Vol.65 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 65巻(2015年) / 1号 / 38頁
論文区分 論説
論文名 特許権の侵害に対する警告における留意点の研究
著者 特許第2 委員会第1 小委員会
抄録  特許権の侵害の警告の後、特許が無効または相手の行為が非侵害と判断された結果、特許権者が競合他社の取引先へ行った前記の侵害の警告が、不正競争防止法2条1項14号の虚偽の事実の告知・流布に該当すると裁判所で判断されることがある。そのような場合に、警告を行った特許権者が損害賠償の責任を負わないようにするためには、警告に当たりどのような注意を払う必要があるのか、あるいはどのような警告であれば不正競争行為に該当しないとされるのか、最近の裁判例を基に検討し提言をまとめた。
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