「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 6号 / 872頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | ソフトウェアに関する法域横断的な保護に関する検討 |
著者 | ソフトウェア委員会 |
抄録 | 近年、ソフトウェアは数多くの製品で利用されており、とりわけ普及の著しいスマートフォン等の情報関連機器やこれに関連する各種サービスにおいては、ソフトウェアにより各種機能やサービスが実現されている。ソフトウェアは内部的な処理から外部動作に至るまで様々な要素で構成されるが、その要素それぞれが他社ソフトウェアとの差別化要素となりうる。こういった要素は産業財産権、著作権等の知的財産法により多面的に保護できる可能性がある。本稿では、日本法を前提に、知的財産法によるソフトウェアの保護可能性および、特許権と意匠権や著作権を用いた法域横断的な保護について検討を行った。 |