「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 6号 / 839頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 当事者系レビュー(IPR)の概要と手続きの解析から見えた実務上の留意点 |
著者 | 国際第1委員会 |
抄録 | 米国における特許付与後の有効性を争う方法として、新たに当事者系レビュー(IPR)が導入された。IPRは2012年9月16日の施行開始から1年の間に約500件の請求が行われており、有効性を争うツールとして関心が高い。一方で高額なコストや制度自体の実績の浅さからIPRの請求に踏み切れない企業も多い。本稿では、IPRの手続きの概要を紹介するとともに、IPRの審査経過書類の分析結果からIPRを効果的に進めるための留意点と請求人の訴訟との関係を考察した。 |