「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 10号 / 1547頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 特許法第102条を踏まえた特許の有効活用 |
著者 | 特許第2 委員会第2 小委員会 |
抄録 | 特許侵害訴訟において特許法第102条の下で損害賠償額が算定されるに際しては様々な要素が考慮されるところ、特許権を行使する視点では、現在の特許制度及び裁判制度の下で可能な限り高額の損害賠償額を獲得するためのポイントを抑えておくことは有意義である。また、このような知識は自社が権利行使を受けた際には防衛策としても役立つはずである。そこで、本稿では、企業が自社にとって好適な損害賠償額の認定を受けるためのヒントを過去の裁判例から企業実務家の視点で抽出し、出願段階における特許明細書の作成及び侵害訴訟における主張や証拠の提出等といった企業実務へのフィードバックとして提案する。 |