「知財管理」誌
Vol.63 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 63巻(2013年) / 8号 / 1305頁 |
論文区分 | 判例と実務シリーズ(No.425) |
論文名 | No.425 商標権者等の商標不正使用による商標登録取消要件についての考察─立証の観点から─ |
著者 | 加藤幸江 |
抄録 | 商標法51条乃至53条は、商標の不正使用が為された場合には何人もその商標登録を取消す ことについて審判を請求できるとして、商標権者に厳しく接することにより需要者一般を保護すると いう公益的役割を有している。各条文に記載の要件について商標法の他の条項や不正競争防止法との 解釈の差異、51条に特有の故意要件と誤認・混同要件との関係等、論点は多岐にわたるが、本稿は主 に立証の観点から考察を加える。 |