「知財管理」誌
Vol.63 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 63巻(2013年) / 8号 / 1291頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | グループ会社の知財管理とその課題─権利の帰属と管理形態─ |
著者 | 知的財産情報システム委員会第2 小委員会 |
抄録 | 近年、産業界では事業再編等を目的とした分社化やM&Aなどによるグループ会社化が国 内外で進んでいる。グループ全体の事業戦略の遂行に、知財を最大限活用するためには、グループ全 体を俯瞰できる知財管理を構築、維持する必要がある。 本稿では、グループ全体の知財管理について権利の帰属と管理形態から、分散管理と集中管理のメ リット・デメリットを検証した。そして、現在の企業環境で最適な管理形態は、権利及び知財管理と も一社への集中管理が最も効率的であるとの結論に至った。また、近年、特に需要が高まっている海 外グループ会社の知財管理における課題についても海外特有の事情について考察した。 |