「知財管理」誌
Vol.63 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 63巻(2013年) / 7号 / 1135頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | ASEAN特許調査に関する研究─ASEAN特許情報の現状と課題─ |
著者 | 知的財産情報検索委員会第2 小委員会 |
抄録 | 近年、日本の総輸出額における対中輸出額の割合は増加を続けており、中国市場の拡大に 対応するために現地に拠点を置く企業も多い。一方で、いわゆる“チャイナリスク”の回避先として ASEAN諸国が注目されている。2012年度知的財産情報検索委員会第2小委員会ではJIPA会員企業が ASEANに進出する際に必要となる特許調査について検討した。その結果、ASEANの特許情報には 不完全な点が多く、商用データベースを用いても先進国の調査と同様のクオリティーを期待すること は困難であることが分かってきた。そこで、本稿ではASEAN特許調査環境の現状を報告するとともに、 ASEAN特許調査を行う場合の注意点やASEANに特化した調査方法の提案などを行う。 |