「知財管理」誌
Vol.63 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 63巻(2013年) / 2号 / 245頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 工業所有権四法の実施権・使用権制度の比較 |
著者 | 中所昌司 |
抄録 | 工業所有権四法(特許法・実用新案法・意匠法・商標法)は、相互に共通している点も多 いが、異なっている点も多くある。例えば、平成23年法改正によって、特許法・実用新案法・意匠法 の通常実施権については当然対抗制度が導入されたが、商標法の通常使用権については登録対抗制度 が維持されている。実務上、これらの相違を正確に理解していないと、思わぬ不利益を受ける場合が あり得る。 そこで本稿では、工業所有権四法の実施権・使用権制度の相違点を概説する。 |