「知財管理」誌
Vol.62 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 62巻(2012年) / 9号 / 1287頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 知財関連費用の予測と予算策定の方法に関する研究 |
著者 | 知的財産マネジメント第2委員会第4小委員会 |
抄録 | 特許関連費用の予算策定は非常に困難である。なぜならば、発明発生から出願後約20年に 渡り、出願前公知例調査時、出願時、審査請求時、登録時、年金支払時等、様々な費用が発生し、特 に外国中間処理においては金額も大きく、時期の予測が難しいからである。本論説では、各社へのヒ アリングから、各社手法は様々では有るが、予算策定や執行の精緻化の要求が強い事を確認した。そ して、予算策定や執行を精緻化する手法を探るため、件数決定や費用予測を困難にさせる要因を、知 財活動項目を細分化する事で抽出し、これらの要因について精緻化に向けた対応策を纏めた。又、幾 ら予算策定を精緻化しても執行時には種々の事象により実績にズレが生ずるため、この執行時のズレ に対する対応についても纏めた。 |