「知財管理」誌
Vol.62 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 62巻(2012年) / 10号 / 1381頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 方法特許の意義についての検討──イ号方法立証の実務及び方法特許ならではの有用性を中心として── |
著者 | 特許第2 委員会第4 小委員会 |
抄録 | 一般に「方法」の特許は「物」の特許に比べて侵害発見が困難であり、権利行使の実効性 に乏しいことから、特許出願を行わずにノウハウとして秘匿・管理すべきとの考え方がある。こうし た考え方に対して、実際の侵害訴訟において「方法」の特許はどの程度役に立っているのかを検討す ることは有意義であると考える。本稿では「方法」の特許に係る最近の侵害訴訟を調査対象として統 計的分析を行うとともに、イ号方法立証の実務、方法特許ならではの有用性等について検討する。 |