「知財管理」誌
Vol.60 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 60巻(2010年) / 7号 / 1141頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 海外特許事務所のマネジメント施策―海外特許事務所の活用施策,費用低減の工夫策に関する考察―― |
著者 | 知的財産マネジメント第2委員会第4小委員会 |
抄録 | 事業のグローバル展開に伴い海外特許出願が増加する傾向にあり、海外出願費用は知財コ スト全体に占める割合が大きく、また海外出願費用が高いと感じている企業が多い状況にある。 海外出願には4つのパターンがあり、国内特許事務所を経由して海外特許事務所に出願依頼するの が一般的だが、最近では海外特許事務所に直接依頼するか、ハブ機能事務所に依頼する企業も増えて いる。そこで、この論説の前半では、日本・米国両方の特許実務に精通する有識者2名、ハブ機能を 持つ特許事務所、知財先進企業2社のヒアリングを通じて、米国代理人の考え方と特徴、国内及び海 外特許事務所の役割分担、コミュニケーションの施策などについて調査・研究した。後半では、海外 特許事務所の活用施策、更には海外特許出願に関する費用低減の工夫策について社内体制のあり方も 含めて考察した。 |