「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 7号 / 913頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 商品等表示に係わる法律比較 |
著者 | フェアトレード委員会 |
抄録 | 昨今問題となっている偽装表示に係わる問題・事件の中から、食品関係の不当表示及びインターネットを用いたフィッシング詐欺の二つを取り上げ、これらを取り締まる上で係わってくるいくつかの法律の効果を検討した。 食品関係の不当表示については、食品に関係するJAS法、食品衛生法等の適用が考えられるが、実際には、不正競争防止法も適用される場合がある。またフィッシング詐欺については、著作権法、刑法等、いくつかの法律の適用が考えられるが、いずれもその効果が小さく、また適用が難しいと考えられる。そこで本稿は、上記検討により法制度の整備の必要性の提言を試みるものである。 |