「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 7号 / 873頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 抗体特許出願の審査に関する日米欧の三極比較研究 |
著者 | バイオテクノロジー委員会第2小委員会 |
抄録 | 近年、抗体医薬に注目が集まる一方、副作用の少ないヒト化抗体を作る技術の確立など抗体作製技術も多数存在している。これらの従来技術に基づいた、抗体特許出願における新規性、進歩性及び記載要件などの審査の状況について、日米欧三極での相違点の有無に注目した。 本稿では、先行技術の状況、引例としての適格性及び記載要件に分類し、全体的な傾向と具体的な事例を紹介した。また、新規性及び進歩性を満たすためにどのような主張が有効であるか、出願時の記載にどこまで考慮する必要があるかについて考察した。 |