「知財管理」誌
Vol.57 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 57巻(2007年) / 5号 / 701頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | グローバルに観る立体商標制度の違いとその戦略的活用―日本・米国・欧州の比較法的検討― |
著者 | 青木博通 |
抄録 | デザインのブランド化への対応、模倣品対策として、立体商標が活用されている。 しかしながら、商品自体の形状からなる立体商標については、各国とも登録が難しく、登録するための主張・立証方法について苦慮しているのが現状である。 本稿では、日本、米国、欧州共同体商標規則における立体商標制度(登録要件、侵害判断基準)に関する法律構成と裁判例に表れたその解釈について、各国の共通点、相違点も交えて解説し、それを踏まえた国際的な戦略的活用について言及することとする。 |