「知財管理」誌
Vol.56 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 56巻(2006年) / 5号 / 753頁 |
論文区分 | 判例と実務シリーズ(No.327) |
論文名 | No.327 品質誤認表示行為・営業誹謗行為が争われた事件―不正競争防止法2条1項13号・14号該当性について― |
著者 | 内山美奈子 |
抄録 | 本判決は、被告商品「プレミアム毎日ローソク」の商品説明表示について品質誤認表示として不正競争防止法2条1項13号の差止め・廃棄・損害賠償が認められ、14号の営業誹謗行為は否定された事例である。また控訴審においては、実験委託費などの有形損害額が増額して認められた。本稿では、これらが認められるための要件についての検討を行うと共に、法改正もからめて、競業関係にある業者間、比較広告などの広告表示行為や侵害警告を含めた交渉等において実務上注意すべき点に言及する。 |