「知財管理」誌
Vol.56 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 56巻(2006年) / 1号 / 47頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 知財経営企業における知財部門のあり方―経営中枢としての知財部門へ― |
著者 | 鮫島正洋 |
抄録 | 知財が会社の競争力の源泉(ビジネスアセット)となった昨今、知財部門の役割は変化してきてしかるべきである。本稿においては、このような変化を促した「知財立国」「知財経営」概念を定義づけ、その中で知財部門が経営に対して及ぼしうる役割について論じる。知財部門が知財というビジネスアセットを戦略的に運用する部門であるとの前提にたてば、知財部門は経営戦略や財務などと相互に連携することがより一層求められていくことになる。その中で知財部門が関わるであろう非典型業務(知財マネジメントコンサルティング、特許権評価、特許デューディリジェンス)について、筆者の経験をベースに紹介する。 |