国際活動
韓国職業能力開発院関係者来訪
8月7日、韓国職業能力開発院のJung博士、韓国発明振興会のLee氏らがJIPA事務局を訪れました。韓国職業能力開発院は、韓国特許庁傘下の韓国発明振興会から知財人材育成を含む研究委託を受けている団体です。今回は日本の実態を把握するためにJIPAを始め日本の知財関係機関を訪問していまる。JIPA側は、百瀬常務理事、事務局長が応対し、先方の質問に答える形で当協会の研修(人材育成)について説明を行ないました。
日本同様に、近年、韓国でも知財人材育成に力を入れるようになってきており、当初は能力検定にも関心を示していましたが、JIPAの研修に関する説明をしたところ、企業人に対する研修(人材育成)の企画、運営、規模等に、なかんずくJIPAの知財変革リーダー研修および知財戦略スタッフ研修に非常に高い関心を持っていました。
なお、韓国発明振興会では、WIPOおよび韓国特許庁と協同にて、韓国のみならずアジア地区の企業人を対象としたグローバル知財人材育成のための(英語での)Eラーニング(IP PANORAMA)をこの9月から立ち上げるとのことです。JIPA会員企業にとっても有益と考えられるため、今後、JIPAとして情報収集に努め、分析、検討していきます。