国際活動

会誌広報委員会:米国訪問代表団の派遣

 会誌広報委員会は、2023/4/9〜14の日程で、上野専務理事を団長に、前川委員長代理、向瀬副委員長、森長副委員長の4名を米国に派遣しました。米国知財政策の動向を調査するとともにJIPAの取り組みを発信することで、JIPAのグローバルなプレゼンス向上に貢献することを目的としたものです。
 ワシントンD.C.では米国特許商標庁(USPTO)を訪問しKathi Vidal長官のインタビューを実施、NYではCravath, Swaine & Moore LLPを訪問し、元長官David J. Kappos氏のインタビューを実施しました。米国の知財制度の最新動向や変遷だけでなく、DEI(ダイバーシティ、エクイティ & インクルージョン)およびイノベーション創出に対する取り組みについてもお伺いすることができました。インタビュー内容は、今年秋頃に「知財管理」および「季刊じぱ」に掲載する予定です。
 また米国知的財産権法協会(AIPLA)、米国知的財産権者協会(IPO)とIBM本社も訪問し、JIPAの活動トピックスとしてDE&I研究会についてご紹介した上で、主にDEIに関する取り組みについて意見交換しました。いずれの訪問先でもDEIへの関心が非常に高く、米国知財業界での意識の高さが窺えました。更に、DEIがイノベーション創出に繋がるよう、各組織で進めている具体的な取組みについてもお伺いすることができました。
 本派遣の成果につきましては、6月の東西部会にて詳しくご報告させて頂く予定です。
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