国際活動

AIPLA(米国知的財産権法協会)との定期意見交換

 2023/4/19、AIPLA (American Intellectual Patent Law Association)のIP Practice in Japan Committee(以下、AIPLA日本委員会)が東京事務所を訪問し、意見交換会を開催しました。AIPLA日本委員会は毎年4月頃に来日し、JIPAと継続的に情報・ 意見交換を行っています。ここ数年はコロナの影響でオンラインのみでの開催形式となってところ、久々の対面での意見交換が実現しました。
 AIPLAからは20名ほどが参加され、JIPAからは、遠藤常務理事(本田技研工業)、上野専務理事、英保国際第1委員長(住友ファーマ)、吉岡特許第1委員長(メタウォーター)、宮澤情報システム委員長(ジェイテクト)、雑賀国際第1副委員長(ブラザー工業)ほか関係委員会委員が対面・オンラインで参加し、総勢30弱名の会合となりました。

 冒頭、遠藤常務理事の挨拶に続き、セッション1では、弁理士や会社業務に対するAIシステムのインパクトについて、セッション2では、標準必須特許に関する申請及び訴訟に関するトレンドをテーマとした意見交換が行われました。
 JIPAからは、セッション1について、国際第1英保委員長、特許第1吉岡委員長、情報システム宮澤委員長から、セッション2について、国際第1雑賀副委員長(ブラザー工業)より、以下のテーマで報告がされました。

(セッション1)
国際第1英保委員長「国際第1委員会の概要と2023年5月10日提出のUSPTO宛の意見書」
特許第1吉岡委員長「特許第1委員会の概要と委員会でのAIに関する調査研究」
情報システム宮澤委員長「情報システム委員会の概要と委員会でのAIに関する取組み」

(セッション2)
国際第1雑賀副委員長「米国訴訟での標準必須特許(SEP)の動向」

 終始対面での意見交換の良さを生かした充実した率直な意見交換がされ、JIPA及びAIPLA双方にとって本会合が有益な交流のプラットフォームであることが改めて再確認されることで、本年度会合を終了しました。

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