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国際活動
WIPO主催第4回WIPO Conversationへの参加
2021年9月22日〜23日(木)、オンライン形式にて、第4回WIPO Conversation(Intellectual Property
(IP) and Frontier Technologies)が開催され世界各国から参加がありました。
閉幕の辞でWIPO事務局長補夏目健一郎氏は、「今回のConversationが知財とデータの国際的な議論の良いスタートとして、多用なステークホルダーから様々な意見を聞ける良い場となり、知財がより良い未来のためにあることを再認識できた。WIPOが引き続き知財とデータに関する議論の場を提供していきたい。」と締めくくられました。
WIPO Conversationは、2019年以来知財政策とAIに焦点を当てて開催され、イシュ・ペパーのとりまとめ、改訂を通じ議論を深め、今回はデータに焦点をあてて議論が行われました。
JIPAは第2回から参加し、今回も発言者として以下の趣旨の意見提出をしました。
- 現行知財制度の枠組みを超えたデータの保護強化は必要ないが、データの活用促進は望まれる。
- 安全なデータ使用のためのメカニズムが必要である。
- データは、従来の知的財産法で保護されているモノ・サービス比べて国境を超えることが多く、よりハーモナイザーションが望まれる。その際、データの急速な増加、それを扱うフロンティア技術の急速な進歩に鑑みるとソフトロー・アプローチも考慮できる。
閉幕の辞でWIPO事務局長補夏目健一郎氏は、「今回のConversationが知財とデータの国際的な議論の良いスタートとして、多用なステークホルダーから様々な意見を聞ける良い場となり、知財がより良い未来のためにあることを再認識できた。WIPOが引き続き知財とデータに関する議論の場を提供していきたい。」と締めくくられました。
上野リーダーの発言内容については、こちら。
- 上野リーダーの発言の様子
当日のセッションの様子は、WIPOホームページより(https://webcast.wipo.int/)で「WIPO CONVERSATION ON INTELLECTUAL PROPERTY (IP) AND FRONTIER TECHNOLOGIES: FOURTH」と検索いただくと、DAY1、DAY2の録画がそれぞれ視聴可。