国際活動

　2021年2月25日〜26日に第4回ICG会合が、また3月10日~11日に第7回GDTF会合が、それぞれ日本時間21時からオンラインで開催されました。
　まずICG会合では、国際政策PJの森PJリーダーが、日本特許庁(JPO)と共に共同議長を務めるなか、以下のような項目に関する議論が行われました。

• IP5傘下の手続的ハーモナイゼーション取組(PHEP)における次期テーマ検討
• 各国特許庁における有用な手続きや運用についての情報共有
• 本年のIP5長官ユーザー会合(日本開催)におけるディスカッションテーマ候補、他

JIPAからは藤田WGリーダー他、同PJのICG担当メンバーが参加し、IP5各庁およびIP5ユーザー団体メンバーの間で二日間にわたる活発な議論が行われました。
　またGDTF会合では、同PJから森PJリーダー、海野WGリーダー（現情報システム委員長）他のGDTF担当メンバーが参加し、これまで本TFにて数年にわたり継続検討されてきている「優先五項目」と呼ばれる各タスクの進捗状況や優先順位の再検討、さらに今後の新たな検討項目他について、IP5各特許庁およびIP5ユーザー団体メンバーの間で、二日間にわたる活発な議論が行われました。
　ICGおよびGDTFともに、今回の会合結果とその後の五庁間協議を経て、6月のIP5長官会合にて今後の作業計画や内容が正式承認され、各国ユーザーにも共有される予定です。

※両会合の資料(Summary report)は、IP5Officesのホームページ(下記URL)に掲載済です。
第４回ICG: https://www.fiveipoffices.org/news/20210323
第7回GDTF: https://www.fiveipoffices.org/news/20210326