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国際活動
特許情報検索に関するPDG 訪問代表団
情報検索委員会では2019/10/17〜18にかけ、別宮副理事長(日産自動車)を団長とする3名の代表団を、ベルギーのモーツェルで開催された78th
PDG IMPACT Meetingに派遣しました。
出席6回目となる PDG IMPACT Meeting では、欧州のユーザー団体である Patent Documentation Group(PDG) の主要メンバー、欧州各庁の担当者、及び欧州データベース会社の担当者と、IoT関連技術の特許分類について提言を 行いました。
提言内容については、多くの質問が寄せられ、特にEPO、WIPOメンバーの興味の高さが窺えました。
出席6回目となる PDG IMPACT Meeting では、欧州のユーザー団体である Patent Documentation Group(PDG) の主要メンバー、欧州各庁の担当者、及び欧州データベース会社の担当者と、IoT関連技術の特許分類について提言を 行いました。
提言内容については、多くの質問が寄せられ、特にEPO、WIPOメンバーの興味の高さが窺えました。
PDG IMPACT Meeting でのプレゼンテーション
世界的に統一した見解が未確立なIoT関連技術の特許分類について3つの提言
「1.IoT関連技術の特許分類の分類付与対象技術の提案」、
「2.提案するIoT分類付与対象技術に基づきIoT関連技術特許分類の過去遡及
可能性が見出されたこと」、
「3.検索性に優れたIoT特許分類構造の提案」を行いました。
これを受けて、今後、EPO内などで我々の提案を検討頂くことになりました。
JPOでIPC G16Y制定発表後の最初のPDG IMPACT Meetingであり、IoTの定義、過去データへの遡及適用方法、 分類体系の提案ができたのは非常にタイムリーでした。まだ粗削りな提案ですが、IMPACTメンバーに対しては、
今後の更なる研究のトリガーになったことは間違いないと思われます。