国際活動

WIPO仲裁調停センターErik Wilbers 上級部長等との意見交換

 2019/6/4 WIPO日本事務所にて、WIPO側よりWIPO仲裁調停センターErik Wilbers上級部長、大熊WIPO日本事務所所長、JIPA側からは、WIPOプロジェクトより上野リーダー (日本アイ・ビー・エム)、戸田理事長(日立製作所)、淺井理事(日本電気)、平井氏(武田薬品工業)、事務局が参加しました。

 会合では、WIPO仲裁調停センターは、事件の簡便な解決、専門家の関与による解決を提供し、仲裁や調停などの紛争解決手段の提供だけではなく、各事件類型に応じた仲裁条項のモデル条項を提案して、有効な紛争解決スキームを提供していると説明がありました。参加者からは、センターの紛争解決業務の具体的な内容について質問が出され、意見交換が実施された。国際的な紛争解決を巡る状況は刻々変わっているなか、継続的に情報交換することを確認しました。

 また、本意見交換に先立ち同センターAdam Rattray課長、山口大学竹内誠也教授と事務局との意見交換も行いました。その際、WIPO調停にかかるガイドをいただき、あわせ、アジア地域で開催したADR関連のワークショップの内容について説明を受けました。

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