国際活動

第18回三極ユーザ会議が開催されました。

2012年11月14日、京都において、第18回三極ユーザ(JIPA,AIPLA&IPO,Business Europe)会議が開催されました。 会議ではサーチ及び審査のハーモに関連して全12項目を議論しました。秋季の会合は三極特許庁の長官級との会合である三極特許庁・ユーザ会議に向けた事前打ち合わせという位置づけですが、最近の制度改正や多項目に渡った運用の改善が活発化しているため、数多くの議題につき検討することになりました。主要な項目としては、当協会が10年前より推進している「4 same」「step by step」の第二段階であるサーチ結果の同一性、第三段階である審査の同一性に資するような項目を議論しました。具体的には、PCTのサーチやPPHの審査結果の分析、明細書記載要件の各国比較、欧米の新分類CPCの分析、審査情報の共有の仕組み等の報告や、これに基づく議論を行っています。また、制度調和に関して今回は米国の改正法のGrace Periodと他極の制度との対比議論を行いました。最後に、調和の活動が三極だけでなく中国、韓国を含む五極に拡大し年間に開催される会議数が急増している問題を議論し効率の良い会合開催を特許庁と検討することにしました。

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