国際活動

WIPOとの意見交換、及び関東部会「WIPO GREENの取組みについて」講演報告

 2018/10/23、WIPOグローバルチャレンジ部のMarion (Amy) Dietterich部長、同部グローバルヘルスヘッドCharles Randolph氏が、同日本事務所、発明推進協会のメンバーと共にJIPA東京事務所に来局され、JIPAからは上野WIPO PJリーダー、遠藤常務理事、 他事務局メンバーと懇談を実施しました。Marion (Amy) Dietterich部長からは、WIPO GREENにかかるこれまでのJIPAの取組みへの感謝と、 Charles Randolph氏からは、Re.Serch にかかる最近の取組みの成果が紹介され、両者共にJIPAとWIPOの継続的な協力の認識を 致しました。

 JIPA訪問に合わせ、急遽、同日午後開催の関東部会に、Marion (Amy) Dietterich部長にご登壇いただき、2013年11月の公式発表から今年でちょうど5年目を迎える、WIPO GREENのこれまでの取組み、最新の環境技術移転成功事例等を含む近況、この先の5年間の展望のご講演をいただきました。

 WIPO GREEN(https://www3.wipo.int/wipogreen/en/)は、JIPAがオリジナルコンセプトを提案し、環境技術やサービスを必要とする側と提供する側に海外移転のマッチングの場を提供・推進する為に、WIPOが事務局となり設立されました。

 WIPO GREENデータベースへの技術登録は、特許のない技術でも登録可能で、無料にて簡単に行うことが出来ます。 知財部門の提案で自社をSDGsに貢献させることができる有効的な手段ですので、このタイミングに、WIPO GREEN への参加を知財部門から経営者にご提案いただければと思います。現在までに環境技術データベースには、約3,000件の環境技術シーズと約180件の環境技術ニーズの情報が登録されており、JIPA会員企業もパートナーとしての参加、データベースへの技術登録を行っております。

 登録手続きでご不明な点やご要望等がございましたら、JIPA事務局にてサポート致しますので、 JIPA総務グループ(03-5205-3435)までご連絡ください。

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