国際活動

　2017/8/1、ブラジル産業財産庁(INPI)よりピメンテル長官、ブルランジー企画・運営部長（副長官兼務）、バルウシエル商標・意匠・地理的表示部長、モレイラ特許部長の4名がJETROおよび日本特許庁の 関係者とともに来局され、JIPAから久慈専務理事、加藤常務理事、小川国際第1委員長(NTT)、迫医薬バイオ委員長(中外製薬)、近江商標委員長(NTTデータ)他9名との間で意見交換会を開催しました。

　まずJIPA側より、協会の歴史、組織、会員構成、政策プロジェクトや専門委員会等の主要活動や意見発信状況、他の知財関係機関とのネットワーク等について紹介し、INPI側の事前の関心事項でもあった、 JIPAの特許庁との関係や知財政策への関与状況についての理解を深めていただくことができました。

　その後INPI側に事前送付していた各専門委員会からの質問事項を中心にフリーディスカッションを行い、医薬関連出願に対するINPIとANVISA（ブラジル国家衛生監督庁）の関係、マドリッド プロトコル加盟への進捗状況、特許審査ハイウェイ（PPH）他の話題について、INPI側から詳細な説明を受けるとともに、委員会からの参加メンバ―との間で活発な意見交換を行うことができました。

※なお同長官等のJIPA訪問の記事は、早速ブラジル産業財産庁のHPにも掲載されました。
http://www.inpi.gov.br/noticias/em-missao-ao-japao-inpi-assina-acordo-de-cooperacao-com-o-jpo/view