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国際活動
Malaysia Technology Expo2016 へのJIPA賞提供
2016/2/17-18、マレーシア クアラルンプールのプトラ世界貿易センターにて、Malaysia Technology Expo2016が開催され、JIPAより3つの特別賞(グリーンテクノロジー賞、
バイオテクノロジー賞、そしてデザイン賞)を提供しました。また本年は、WIPO GREENのプロモーションを兼ねて、WIPOプロジェクトより瀬下委員(日揮)が参加し、約500件の技術エントリーの中から書類審査とヒアリンを経て、下記3つの発明がJIPA賞に選ばれました。
発明者:Zulhasrizal Bin Bohari, Mohd Hafiz Jali, Nur Asyhikin Azhari, Mohamad Fani Sulaima,
Tg Nurhaziqah Raja Ibrahim & Tarmizi Ahmad
所 属:University Technical Malaysia Melaka
技術概要:微生物を利用した燃料電池発電システムである。下水を使った発電が24時間可能(太陽エネルギーよりも持続性があることを強調していた)。システムのモジュール化に成功し、組立コストを低減する等の工夫を行っている点を高く評価した。来年、下水処理会社に導入予定。
所 属:University Malaysia Kelantan
発明者:Zulhazman Hamzah, Zulhisyam Bin abdul Kari Abdullah, Mohammad Khairul Azhar Bin Abdul Razab,
Mohammed Aurifullah, K.N.S Sirajudeen
技術概要:クワズイモから薬効成分を抽出し、切傷等を治すスプレー型消毒剤と絆創膏を商品化。スプレーは1本500円程。生産量次第でさらにコストを下げることができる。大学では農園を持っており、抽出も大学が行っている。抽出方法に特許・ノウハウがある。伝統的な植物と最新の抽出技術を組み合わせた点を高く評価した。
所 属:Institute for Infrastructure Engineering and Sustainable Management
発明者:Mohammad Soffi Md Noh, Dr. Zakiah Ahmad, Dr. Azmi Ibrahim, Muhammad Tarmizi Ismail
技術概要:廃材を再利用した建材パネルであり、紐状にカットした木材と砂を混錬し、圧縮成形している。断熱・遮音・耐火機能を有し、シロアリ防御にも効果的とのこと。軽いためハンドリングが容易である。優れた機能を有していることに加え、大変ユニークなデザイン(パネル表面が毛糸を絡めて固めたようになっている)が選考の決め手となった。
JIPAグリーンテクノロジー賞
発 明:Bioelectricity: Microbial Fuel Cell (MFC) at Sewage Treatment Plant発明者:Zulhasrizal Bin Bohari, Mohd Hafiz Jali, Nur Asyhikin Azhari, Mohamad Fani Sulaima,
Tg Nurhaziqah Raja Ibrahim & Tarmizi Ahmad
所 属:University Technical Malaysia Melaka
技術概要:微生物を利用した燃料電池発電システムである。下水を使った発電が24時間可能(太陽エネルギーよりも持続性があることを強調していた)。システムのモジュール化に成功し、組立コストを低減する等の工夫を行っている点を高く評価した。来年、下水処理会社に導入予定。
JIPAバイオテクノロジー賞
発 明:Handy Z-Spray (Injury healing Spray)所 属:University Malaysia Kelantan
発明者:Zulhazman Hamzah, Zulhisyam Bin abdul Kari Abdullah, Mohammad Khairul Azhar Bin Abdul Razab,
Mohammed Aurifullah, K.N.S Sirajudeen
技術概要:クワズイモから薬効成分を抽出し、切傷等を治すスプレー型消毒剤と絆創膏を商品化。スプレーは1本500円程。生産量次第でさらにコストを下げることができる。大学では農園を持っており、抽出も大学が行っている。抽出方法に特許・ノウハウがある。伝統的な植物と最新の抽出技術を組み合わせた点を高く評価した。
JIPAデザイン賞
発 明:Green Prefabricated Wall Constructed Using Wood-Wool Cement Composite Panel所 属:Institute for Infrastructure Engineering and Sustainable Management
発明者:Mohammad Soffi Md Noh, Dr. Zakiah Ahmad, Dr. Azmi Ibrahim, Muhammad Tarmizi Ismail
技術概要:廃材を再利用した建材パネルであり、紐状にカットした木材と砂を混錬し、圧縮成形している。断熱・遮音・耐火機能を有し、シロアリ防御にも効果的とのこと。軽いためハンドリングが容易である。優れた機能を有していることに加え、大変ユニークなデザイン(パネル表面が毛糸を絡めて固めたようになっている)が選考の決め手となった。
また本イベントのオープニングセレモニーでは、マレーシア科学技術・イノベーション省のMadius大臣との会談の機会を得、マレーシアの技術の海外移転の話に合わせて、WIPO GREENの広報を行うことができました。
- JIPAグリーンテクノロジー賞
- JIPAバイオテクノロジー賞
- JIPAデザイン賞
- Madius大臣との会談