国際活動

国際第4委員会 UAE・サウジアラビア調査団

国際第4委員会では2014/11/8-15にかけ、GCC諸国の中で中心的な役割を果たしているUAEとサウジアラビアに4名の調査団を派遣し、下記知財関係団体との意見交換会を開催しました。
協会からのサウジアラビアへの調査団派遣は初となります。
GCC加盟国は、単一言語と単一宗教といった特徴を有する成長市場であり、日本企業の進出も増加しています。これに伴い、GCC特許や各国の特許取得の必要性も高まりつつありますが、経験が乏しい企業も多く、実務上の留意点を把握できていない状況です。また権利行使面でも、特許侵害を取り扱う機関の情報自体が十分ではなく、その運用実態も不明な状況となっています。

UAE

ドバイ税関、SABAドバイ、Abu-Ghazaleh IP、Al Tamimi、JETROドバイ、パナソニックドバイ、Arabian Anti Piracy Alliance、ドバイ総領事館

サウジアラビア

サウジアラビア特許庁、GCC特許庁、サウジアラビア日本大使館、SABAサウジ、SMAS-IP


各訪問先では、非常に親切かつ丁寧に対応をいただき、国内での文献調査等だけでは得られなかった情報を収集することができました。特にUAEでは、審査期間は短縮され、バックログも解消傾向にあること、特許と商標の侵害訴訟件数、模倣品対策状況など調査することができました。またサウジアラビアでは、審査状況、模倣品対策での水際取締り強化について情報を得ることができました。

1.写真集

  • GCC特許庁

  • ドバイ税関

  • サウジアラビア特許庁

  • Saba特許事務所

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