「知財管理」誌
Vol.70 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 70巻(2020年) / 9号 / 1291頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | IoT関連技術の新国際特許分類G16Yに関する研究 |
| 著者 | 情報検索委員会 第4 小委員会 |
| 抄録 | 第四次産業革命、Society5.0において重要な技術の一つであるIoT（Internet of Things）関連技術に関して、IPCサブクラスG16Yが2020年1月から発効され、特許情報利用者の注目を集めている。情報検索委員会では2018年度から当該技術の広域ファセット分類記号であるZITの研究を実施しており、日本国特許庁や各国特許庁と意見交換を実施し、更にIPC化に向けての提言も行ってきた。2019年度はこれらの活動を踏まえ、情報検索において重要なG16Yの定義、分類構造、過去遡及対応について研究を行った。2020年3月末現在、日本におけるG16Yの付与実績がないため実運用に対する検討には至っていないが、G16Yの定義の曖昧さに起因する付与判断のばらつきに関する考察、具体的事例による該否判断の試行、分類構造のあるべき姿の検討、及び過去遡及のための検索式の作成等を行った結果、ならびに想定される課題及び解決案について報告・提案する。 |
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