「知財管理」誌
Vol.70 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 70巻(2020年) / 8号 / 1145頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | リーガルテックを活用した 知財契約実務の在り方に関する考察 |
著者 | ライセンス第2委員会 第2 小委員会 |
抄録 | AIやビッグデータ等IT技術の急速な進展により、事業環境や産業構造は大きな変化を遂げており、知財分野にもその波は迫っている。殊に法務分野におけるITの導入の動きは「リーガルテック」と呼ばれ、契約書のドラフティングや契約手続き、訴訟対応等様々な場面で、実務の自動化・効率化・省力化を目的としたサービスが続々と登場している。一方、リーガルテックは黎明期にあり、実務での活用方法や留意点に関し体系的な整理がなされないままに情報が溢れ、導入のメリットやリスクが判然としないこと等から、関心度に比して実際に導入した企業はそれほど多くない状況にある。そこで本稿では、リーガルテックに関する情報を収集し、それが知財契約実務にどの様な影響を与えるか、どの様な観点で活用すればよいか等について調査研究を進め、リーガルテックとの「上手な付き合い方」を考察・提言する。 |
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