「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 6号 / 916頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 特許法における「権利不主張」をめぐって─権利不主張の法的性質と当然対抗制度について─ |
著者 | 齊藤尚男 |
抄録 | 平成23年改正特許法において、通常実施権は、その発生後にその特許権を取得した者に対しても、その効力を有するとするいわゆる「当然対抗制度」が導入されたが、特許ライセンス実務で用いられる「権利不主張」は、特許権者自らがあえて特許権を主張しないという点において通常実施権と同じものなのか―あるいは何か別のものなのか。「権利不主張」が通常実施権と同じものならば、当然対抗制度の対象となるものなのかについて考察する。 |
本文PDF |