「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 6号 / 854頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 中国におけるライフサイエンス分野発明の特許審査・審判実務の調査検討 |
著者 | 医薬・バイオテクノロジー委員会第1小委員会 |
抄録 | 中国では、記載要件の特許審査実務が日米欧三極と比較して厳しいといわれ、更に特許登録後に、無効審判等で無効となるものが見受けられる。出願人にとっては、広く権利化するとともに、権利行使できる特許、即ち、無効審判等に耐えうる明細書を作成しておくことが重要である。そこで、本稿では、医薬・バイオテクノロジー分野発明の特許出願審査や審判事件の内容を、記載要件を中心に調査し、中国の審査実体把握と日米欧三極審査結果との比較を行ったところ、発明カテゴリーによる違いや後出しデータの提出が受け入れられる場合がある等、興味ある傾向が確認できた。さらに、この分野の実務担当者向けに中国特許実務上の留意点をまとめた。 |
本文PDF |