「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 11号 / 1686頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 中国専利権の間接侵害の認定について |
著者 | 国際第3 委員会 |
抄録 | 世界有数の専利(特許、実用新案、意匠)出願大国となった中国では、専利権侵害訴訟の件数も年々増加しており、この傾向はしばらく続くものと思われる。中国での権利行使或いは訴訟リスクを考慮する際にも他国と同様に間接侵害を考慮に入れる必要があるが、中国専利法には間接侵害に関する規定がないため、間接侵害行為に対して訴訟を提起する場合にどのような要件を満たせば良いのか、あるいは自らが間接侵害行為者として訴えられた場合にどのように防御すれば良いのかが分かりにくい。本稿では、間接侵害事件に関する裁判例を抽出し、裁判所の判断ロジックを考察することにより、中国での間接侵害の認定の傾向をまとめた。 |
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