「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 10号 / 1578頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 新興国における知財活動に関する研究─新興国の知財活動立ち上げ時の「いろは」─ |
著者 | マネジメント第2委員会第3 小委員会 |
抄録 | 近年、日本企業が新たに事業進出する国として、BRICSやASEAN諸国等の新興国が注目されているが、これらの国に進出した企業が模倣品や技術流出等の知財関連のトラブルに巻き込まれるケースも増えている。このような事態を防ぐためには、事業活動と同時に知財活動も立ち上げて、知財リスクを低減する策を講じておく必要がある。本研究では、新興国の知財活動に関して、現在の日本で入手可能な情報は何か、それを起点に不足している情報へアクセスするにはどうすればよいか、知財業務遂行時の留意点はなにか、等について調査研究を行い、新興国において如何に知財活動を立ち上げるか、について考察した。そして、これから新興国において知財活動を行う企業にとって「いろは」(最初にすべきこと)として役立つ情報をまとめた上で提言を行った。 |
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