「知財管理」誌
Vol.62 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 62巻(2012年) / 7号 / 977頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | グローバル化,オープンイノベーション時代における社内知財教育に関する研究 |
著者 | 知的財産マネジメント第2委員会第3小委員会 |
抄録 | 従来から知財部員を中心にした知財専門人材の育成に関して数多くの議論がなされてきて いるが、本稿では、教育者を知財部門、被教育者を知財部門以外の社員等と設定し、社内知財教育の あり方を研究した。グローバル化やオープンイノベーションのような知財を取り巻く環境の変化を踏 まえ、社内知財教育の必要性、教育内容、教育手法、教育環境等を検討し、社内の知財に係る人材の 育成はどう変わるべきなのか、どんな人材をどのように育成すべきなのかを考察した。教育を企画・ 実践する上では、知財教育方針を明確にし、関係部署の理解と協力を得、教育環境の整備を行う知財 マネジメントが重要である。特に、事業戦略に則ってリスクとチャンスのバランスを取ることに留意 し、奉仕の精神を持って被教育者に接する必要性を述べた。さらに知財レベルに合わせた仮想の実践 事例を提示した。 |
本文PDF |