「知財管理」誌
Vol.62 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 62巻(2012年) / 7号 / 1011頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 米国主要連邦地裁のローカルパテントルール |
著者 | 国際第1委員会 |
抄録 | 近年、日本企業は米国の特許訴訟に多く関わっており、知財担当者は連邦民事訴訟規則な どの情報を把握して実務を進めていると考えられる。しかし、各州連邦地裁によっては、訴訟全体の 中で重要な段階を規定した特別のルール(ローカルパテントルール)が存在する。原告被告どちらの 立場でも留意すべき点が生じるため訴訟実務において考慮すべき点の1つであるが、ローカルパテン トルールについて未だに整理された情報がない。本稿では、特許訴訟の多い連邦地裁のローカルパテ ントルールを調査し、手続の内容や時間的制約を比較検討した。結果、提出すべき書面やその内容は 各地裁の間に大きな相違はなかったが、提出期限や順序については地裁による特徴が存在した。 |
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