「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 3号 / 309頁 |
論文区分 | 特集(標準化活動の動向と知財戦略) |
論文名 | ソフトウェアと国際標準化戦略 |
著者 | 加藤 浩一郎、丸島儀一 |
抄録 | 現在の企業活動における国際標準化の重要性は論を待たない。なかでも、ソフトウェアに関しては、標準に関連するものとして他の分野にはあまり見られない活動があり、またソフトウェアが差別化のキーとなる製品・技術があることも確かである。本稿においては、まずソフトウェアにおける特徴的な活動としてオープンソースソフトウェアと標準との関連について説明し、その上で具体的にOSSの事例としてLinuxを紹介し、OSSの標準化活動への新しい適用可能性を含めて説明する。 次に、ハードウェア製品に含まれるソフトウェアが、その製品や技術の差別化のキーとなるような場合における国際的な標準化戦略について、いくつかの事例を挙げつつ検討し、さらにそのような国際標準化を戦略的に進めるための人材育成の重要性についても言及する。 |
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