「知財管理」誌
Vol.56 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 56巻(2006年) / 8号 / 1137頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 特許出願意思決定支援のための発明評価への工学的手法の適用 |
著者 | 加藤浩一郎、石井和克、須川成利 |
抄録 | 従来、特許出願意思決定のための発明評価については、担当者の経験や勘により判断されてきた面が大きい。これ自体は否定すべきことではないが、客観性の確保という側面、さらに近年の特許部スタッフの大幅な増員に伴うスキル不足の問題をかんがみると、より適切な処理方法が望まれる。 そこで、本研究においては、このような発明評価について、アンケート調査により問題点を確認するとともに、発明評価のより適切な処理のために工学的手法の適用の検討を行い、新たな発明評価とその処理手法について提案を行うとともに、その有用性を検証しようとするものである。 |