「知財管理」誌
Vol.56 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 56巻(2006年) / 2号 / 275頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 2005年度における知的財産情報開示の概況 |
著者 | 知的財産管理第2委員会第1小委員会 |
抄録 | わが国で2004年度に始まったIR(インベスター・リレーションズ)としての知的財産情報の開示1)は、2005年度に2年目を迎え、2005年11月15日現在、当小委員会が確認した範囲では、開示企業数は2004年度の26社から40社(前年度比1.5倍)に増加した。しかしながら、政府の「知的財産推進計画2005」で掲げられた目標の100社には遠く及ばない。 当小委員会は、昨年2月、「企業における知的財産情報開示の在り方」『知財管理』Vol.55、No.2、2005)において、2004年度の開示について開示企業はどのような狙いや方法で臨んだか、また、市場関係者は開示された情報をいかに評価し、何を不足としているのかなどを明らかにするとともに、企 業が知的財産情報開示を行うにあたり考慮すべき点を提言にまとめた。今年度は、2005年度の開示の概況、2004年度との差異、昨年度課題事項とされた点についてどのような進展がみられたかなどを中心に概観する。 |
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