「知財管理」誌
Vol.56 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 56巻(2006年) / 10号 / 1547頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 権利活用に堪え得る特許明細書等の品質 |
著者 | 特許第2委員会第2小委員会 |
抄録 | 近年、産業界において、知的財産創造サイクルを円滑に廻すべく、技術開発投資の成果物としての知的財産権を有効に活用する動き、即ち、権利取得による自社技術の保護から他社に対する権利活用の動きが高まってきている。このような背景を受けて、特許明細書等に要求される品質が、「審査/審判に堪え得る」品質から、「権利活用に堪え得る」品質へと、より高いレベルへの変革を遂げようとしている。 当小委員会では、主に産業界の立場として、「権利活用」を軸に特許明細書等の品質につき多面的に検証した上で、要求される品質特性を明確化し、品質について可能な限り具体化を試みた。また、特許明細書等の品質を客観的に評価できるチェックシートについて例示し、その運用方法についても検討した。 |
本文PDF |