「知財管理」誌
Vol.55 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 55巻(2005年) / 8号 / 1065頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 中国における化学分野発明特許を出願する際の留意点 |
著者 | TAI Hong、劉麗梅 |
抄録 | 中国の特許制度は、国内法である特許法及び特許法実施細則の2度に渡る改正、国際条約である『工業所有権保護に関するパリ条約』、『特許協力条約』、『特許手続上の微生物の寄託の国際的承認に関するブダペスト条約』及び『知的所有権の貿易関連の側面に関する協定』(TRIPS)に相次いで加盟するのに伴い、大きく国際的趨勢にハーモナイズし、若しくは一致するようになってきている。しかし、中国の特許実務にはなお独特な所がある。これらの独特な所には、特許権の取得、特許発明の保護範囲及び権利の安定性に影響を及ぼすものがあるため、中国内国民以外の外国出願人としては、特に留意すべき所でもある。本稿では、発明特許出願、特に化学分野の発明特許出願の問題をめぐって、中国において出願する際に留意すべき問題について、詳述する。 | 本文PDF |